ｱﾙｺﾄﾅｲｺﾄ

■9月16日 Thu
　恒例となる2021年秋のアニメ新番組展望及び、2021年夏アニメの総括。2021年秋アニメは新作が41本、夏からの継続ものが2本となり、また少し増えてきた感じとなりました。

☆先ずは2021年夏の期待作予想の総括だけど、過日記した6月16日の展望を参照として、結果はにゃんと0勝3敗2分と、過去に例を見ない大惨敗…　殊に金曜、日曜の死にっ振りは由々しき事態でしたとさ。
No.1：白い砂のアクアトープ　□
　2クールなので前半の総括だが、働く女の子というより大人に抗う幼い子供的なノリで、くくるちゃんの独り善がりな描写が鼻に付いて何か違った。
No.2：ひぐらしのなく頃に卒　△
　ホラー＆ミステリーや考察要素を放棄した結果、沙都子カスのサイコパスを延々と見せられてげんなり。作者の狙い通り『ひぐらし』は卒業ですな。
No.3：うらみちお兄さん　△
　出オチどころか端から『コレジャナイ』の設定オチって感じで、無駄に豪華な声優陣がもの悲しくもあった。秋のしょうたいむ！が懲りずに楽しみw
No.4：ゲッターロボアーク　×
　分かってはいたけど、石川賢のマンガを読んでいないと完全にイミフで、上級者向けの作品でした。もう少し一見向けに噛み砕いて欲しかった。
No.5：ぶらどらいぶ　□
　押井の'80年代のドタバタコメディー的なノリが懐かしくて喰い付いたんだが、シナリオが百合々々と押井には馴染まないテーマで惜しかったわ。

　　⇒上記以外だと、放送前は「レビュスタのパクりんぐか？」で、序盤のストーカーやらペドフェリアなど犯罪チックな描写等々で、どうなることかと心配するも、4話目くらいからのV字回復で、一気に夏アニメを征したかげきしょうじょ!! が、夏アニメ陣では孤軍奮闘のNo.1！　次いで無印→サンシャイン→虹ときて、4期目となるラブライブ！スーパースター!! が、想定外にデキが良かったかと。あとはかなりの異色作で見入ってしまうわりに、肝心なお話の方は全く頭に入ってこなかったSonny Boyなどが印象に残ったアニメでした。

☆次いで2021年秋スタートアニメの期待作品の展望だけど、No.1～No.3までは即決。No.4とNo.5は他に弾がないから的な理由でチョイスしたけど、終末のハーレム以下の作品には不安しかありません。
No.1：ブルーピリオド
　たぶん八虎くんが藝大に現役合格するところ迄だと思うが、受験編は完璧なシナリオだし、スタッフ・制作会社も期待できるので必然の一番手。
No.2：終末のハーレム
　タイトルは既知なるも未読につき全く判らんが、なんかエロゲーっぽい設定なので愚息共々待機している次第。つか、デリダ臭がするんですが…
No.3：マブラヴオルタネイティヴ
　Fateの成功に触発されたのか、このタイミングでのアニメ化も、遅きに失した感が漂う。どうせなら学園編からやれば、まだ土俵に乗ったのにね。
No.4：見える子ちゃん
　ギャグホラー？　エミリコちゃんっぽい韻なのは置いといて、天さん、本渡ちゃん、あやねると、キャラ設定的にはしっくりときているので楽しみ。
No.5：海賊王女
　IGのオリジナルアニメってだけで分からんのだが、何となく『ヴィンランド・サガ』っぽい設定なので、シナリオ・作画ともに期待できるのではと思う。

　 ⇒それ以外では、一期目の終盤から盛りあがった無職転生～異世界行ったら本気だす～第2クールと、原作からして二巻目以降は蛇足感溢れるシナリオで、2クール目は「空気になる」と揶揄されるも、実は楽しみにしている86-エイティシックス- 第2クールの第2クールものコンビが先ずは挙がる。次いで境界戦機との取捨で迷ったが、青バンダイ作品に当たり茄子の法則発動でシキザクラの方を選んでみた。最後に指揮棒振って女の子を操り戦うという『指揮棒太郎』で、ダリフラ臭が漂うtakt op.Destiny辺りを注目しつつ今回は〆ますわ。