ｱﾙｺﾄﾅｲｺﾄ

■3月28日 Sun
　月末の金曜日は新作エロゲーの一斉発売日なので、月一のペースでパケチェックがてらアキバのソフマップに通っていたんだが、売り場が大幅に縮小されるとのこと。2000年代の最盛期にはアキバだけでもソフマの売り場は十数店舗もあったんだが、気付いたら5店舗に減ってエロゲ売り場も隅っこに追い遣られる始末。エロゲー業界の斜陽化に加えてコロナ禍なので致し方ないってところか。

■3月24日 Wed
　22日に放送されたNHKのプロフェッショナル仕事の流儀『庵野秀明スペシャル』を見たけど、庵野御大が「今までに無かったことをやりたい」と言うのは良いけど、自身の具体案が特段イメージされてないのに、スタッフのアイデアにはダメ出しのオンパレードとか、噂に違わぬ変人っ振りなのと、超絶面倒臭いのにワラタ。コレを見てカラーという会社は庵野の、庵野による、庵野のための組織で、その辺は宮崎のジブリと同じものだと実感したわ。んで、庵野が取材を受けた理由が映画の宣伝の為とぶっちゃけていたけど、視聴率が8.8%と高くて効果てきめんでしたな。つか、今日見た同じプロフェッショナル『サンドウィッチマンスペシャル』の伊達・富沢と比べると、そのパーソナルに差がありすぎる。

■3月23日 Tue
　シン・エヴァ劇場版の再観覧に行ってきたけど、映画の再観覧ってエヴァ旧劇以来20数年振りだと思ったら、一昨年に青ブタの劇場版を二回観ていたな。概要そのものは概ね脊髄反射に記したとおりだが、一点だけ改めるとするならば、ぱっと見イミフのオンパレードに『いつもの庵野節』で片付けがちだが、そもそもシン・エヴァシリーズって、TV版と旧劇の件をなぞりながら補完しつつ、シナリオを再構成している作品なんだが、殊に終盤に於ける描写は、TV版・旧劇ともに当時の顛末に準じつつも、そこに至るアプローチをエヴァQ以降、別物レベルに作り変えていたことに気づいたので、今作を以てエヴァQで抱いていた唐突感が無くなり、自分なりに理解することが出来たという次第。とは云え、勢い任せで「細けぇこたぁー良いんだよ！」ベースなのと、ニワカ及び一見殺しの古参向け卒業論文ってのは確かだな。

■3月16日 Tue
　恒例となる2021年春のアニメ新番組展望及び、2021年冬アニメの総括。2021年春アニメは新作が37本、冬からの継続2クールものが2本となり、多少は落ち着いた39本となりました。因みにショートアニメは今回含まず。

☆先ずは2021年冬の期待作予想の総括だけど、先ずは12月16日の展望を参照として、結果は4勝0敗1分と当たりが多くて良好だった割に、盛りあがったような気がしなかったのは内緒だ。
No.1：Re:ゼロから始める異世界生活 2nd season 後半クール　○
　スバルきゅんが浄化されすぎなのと、エミリアたんの試練及び聖域の件が長くてダレた感は否めないが、端々でのネタ明かしが効果的でした。
No.2：ゆるキャン△ SEASON2　○
　作品そのもののクオリティーは上がっているんだが、なでしこ＆しまりんの絡みが少なくて、「なんか違うんだよな…」って感じになっていたかと。
No.3：五等分の花嫁∬　○
　現状では原作まんま四女が勝ちそうな雰囲気だけど、アニメでも恋愛決着をつけるのか？　と思ったけど、『冴えかの』も滑り台ヒロイン居たしな。
No.4：ホリミヤ　□
　作品は10年以上前のものなので古臭さはあれど手堅いデキだったかと。とは云え堀さんがあっさりと陥落して大恋愛には程遠かったのが微妙。
No.5：ワンダーエッグ・プライオリティ　☆
　隙あらば欝を放り込んでくる野島脚本に対して、ビビットな色使いと、まどマギ演出の視覚効果で、それ薄めた若林監督の仕事が効を奏したかと。

　 ⇒上記以外だと、糞ニートモードと杉田のモノローグが「要らね～」と思ったけど、今となってはそれが効果的なスパイスとなっている無職転生～異世界行ったら本気だす～と、京都校メンバーの登場で一気にキャラが増えて作品に厚みが出た呪術廻戦の2作品が上位だったかと。あとは設定・構成・展開と細部に渡ってガバガバなんだけど、何故かクセになった裏世界ピクニックと、ガチの終盤にきてようやくスライムさんがイキりだして、お話が動いてきた転生したらスライムだった件第2期あたりになるかと。

☆次いで2021年春の期待作品新番組の展望だけど、これぞ！って感じのビッグタイトルは見当たらないが、期待値上位の作品群の数としては恵まれていて、楽しみな布陣となりましたわ。
No.1：SSSS.DYNAZENON
　グリッドマンの続編というか、本編を拡大したスピンオフ的な立ち位置か。取り敢えずムッチムチなヒロインが出てくれば、それだけで満足ですわ。
No.2：ゾンビランドサガリベンジ
　リベンジというよりも普通に取りこぼしたネタの補完だろうとは思うが、これは楽しみ。一期目ファーストインパクトの山を、どうクリアするかですな。
No.3：86-エイティシックス-
　電撃文庫の残り少ない弾のひとつなんだが、作品そのものは未読。中身は『亡国のアキト』のパクリんぐらしいけど、負け戦モノなので期待する。
No.4：スーパーカブ
　地元警察署とのコラボとか"三無い運動"って今はないのか。んで、タイトルまんまだとスズ菌の出番はなさそうなんだが、ゆるきゃんと被りそう。
No.5：バトルアスリーテス大運動会ReSTART!
　本当はもっと上位に据えたかったけど、スタッフがまるっと入れ替わっているのでお付き合い程度の位置にした。ネリリ星人は出てくるのかね？

　 ⇒それ以外では、オリジナルってことだけで、中身どころか読み方すらもよく分からないVivy -Fluorite Eye’s Song-を筆頭にして、『四月は君の嘘』の人の作品なので、シナリオに期待したいさよなら私のクラマーの二作に先ずは注目。あとは今や希少種となったラノベ原作の幼なじみが絶対に負けないラブコメと、ひげを剃る。そして女子高生を拾う。の2作品かな。最後にホモ臭いうえに約束されたイロモノ感が堪らない灼熱カバディと、Fairy蘭丸～あなたの心お助けします～辺りを挙げつつ今回は〆ますわ。

■3月2日 Tue
　最近フジテレビで何故か劇場版アニメが放送されている。平日なのに。

■3月1日 Mon
　3月更新。春のアニメ新番検討の時期ですな。

2021年2月

■2月20日 Sat
　長年の懸案だった電子レンジの導入が完了した。それまで置き場が無かったので部屋の荷物を片付けてスペースを作ったんだけど、レンジとラック合わせて1.6kで済んだ。因みにオーブンレンジなので、パンとかも焼けるとのこと。

■2月6日 Sat
　アニメを見ているとブシロとヨースターのCMしか見ないような錯覚に。これってヲタ業界の衰退化が始まっているんじゃないのかね。

■2月1日 Mon
　2月更新。3月の下旬予定でマイレージ消化がてら往復航空券を取ったけど、どうなることやら。

2021年1月

■1月10日 Sun
　MXで始まった『無職転生～異世界行ったら本気だす～』なんだけど、進撃の巨人と時間が被っており、代替のBS11かAT-Xで視聴を考えるも、BS11はMXと同時刻、AT-Xに至っては放送すらしないという有様。これじゃ皆進撃に行ってしまい、無職は録画でしか視聴して貰えず尻窄みは確実だろうに。こんな放送枠形態にしたPって無能すぎるだろ！　と思ったら、無職転生が進撃より面白そうなので、日曜24時台は無職転生→よりもい（再）のパターンだな。

■1月6日 Wed
　5日付けのヲタ日記で記した『劇場版生徒会役員共』と、『劇場版ハヤテのごとく！』の同時上映の件だけど、気になって調べてみたら記憶違いだった。正確には『劇場版魔法先生ネギま！ ANIME FINAL』と、『劇場版ハヤテのごとく！HEAVEN IS A PLACE ON EARTH ＋99』の同時上映で、上映時期は2011年8月のコトでした。因みに当時のログを見直したら、どちらも散々なデキでしたようで…　今日日同時上映なんか見掛けないので気になった次第。

■1月2日 Sat
　正月恒例の2020年ヲタ日記ログから今年も各ジャンル別ベスト5を選出なのと、参考までに昨年のリンクを貼っておく。

Animations：2020年スタートの新番（一覧参照）として、2020年はコロナ禍で春アニメ以降の予定が大幅に変わったのが印象的。
No.1：Re:ゼロから始める異世界生活第2期
　二期目はシナリオが全く進まなかった感じだけど、目明かし編的な位置付けらしく、それなりに世界観が拡がった感じ。エキドナたん可愛えぇし。
No.2：ゴールデンカムイ第三期
　一期目＞二期目だったし、樺太編はチーム分け構成なので期待薄だったのだが、これが大当たり。おっさんキャラ全員がカッチョえぇのが凄い。
No.3：グレイプニル
　武田すん作品ってコト以外は見所が無いと思っていたせいか、そのシナリオの面白さでインパクトアップ。アニメの続きは原作読むしかないか…
No.4：おちこぼれフルーツタルト
　秋アニメなので記憶が濃いのを抜きにしても、お下品なきららアニメで面白かったのでランクイン。つか、きらら系としては初のトップ5入りだな。
No.5：異種族レビュアーズ
　その内容から放送打ち切りのオンパレードとなった異色作だが、無修正版で見直したらキャラ、シナリオ共にレベルが高かったのにビックリ。

Books：19年は31冊と昨対減ながらも、長編一気読みと、劇場版オマケ冊子も含めると、実質50冊超えで昨年並み。
No.1：JKハルは異世界で娼婦になった
　その出典はなろう系で内容的にストレスマックスの筈なのに、上手くスルーさせている筆力はトップクラス。つか、続編の『summer』あったんか。
No.2：俺の妹がこんなに可愛いわけがないあやせif
　TVアニメ円盤の特典シナリオ張りの作品なんだけど、一番人気キャラなので需要があった感じか。つーか、下巻をまだ読んで茄子だったわ。
No.3：君死にたもう流星群
　2020年度のランクインなのに新刊は出ていなかったんだな。んで、気付いたら順調に登場キャラが増えていて長期連載っぽくなってきている。
No.4：あの日、神様に願ったことはI kiss of the orange prince
　2巻までしか読んでいないが、フライ画のせいか、まんま『色づく世界の明日から』なので、是非ともP.A.ワークスでアニメ化して欲しいですわ。
No.5：「青春ブタ野郎」シリーズ
　劇場版で大団円かと思ったら、新章の大学生編になって、新キャラも増えての仕切り直しに成功した感じ。新章以降もアニメ化して欲しいわ。

Comics：コミックス単行本は40冊と更に大幅減。2020年読んだ単行本を俯瞰するに、新作の1巻モノが見当たらず尻窄みだわ。
No.1：16bitセンセーション 1 私とみんなが作った美少女ゲーム
　スタッフ的に最強布陣で、エロゲー好きには堪らない作品でした。なんか続編もありそうなので、2010年以降のエロゲー衰退期も描いて欲しい。
No.2：パラレルパラダイス
　いつも間にか『ビュリュビュリュ』設定が無くなったのは置いといて、中の人の作品にしては珍しく破綻しないまま終盤を迎えているのです。
No.3：化物語
　化物語本編が終わって偽物語になるかと思ったら、傷物語に突入したけど物語シリーズって、今更ご新規さんは居ないだろからこれで良いかと。
No.4：Kiss×sis
　待ちに待った、お漏らしおっぱいメガネのターンなので堂々ランクインなんだけど、あっさりをご退場しちゃったので、再ランクインは茄子だろうな。
No.5：私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い！
　二年連続でランクイン。どう見ても引き延ばし感がありんすだけど、グダってこないのは百合になって登場キャラを増やしたのが効を奏したのかも。

Games：ゲームは4本しかプレイをしなかったのと、駅メモ、駅奪取のスマホゲーと、同人ピクチャー系統しか触らなかったので引退かね。

Movies：1～2月と8月の再開後は、かなりのハイペースなのに、3～7月の休止期間のせいか、本数自体は27本と、昨対15本減でした。
No.1：劇場版「メイドインアビス」-深き魂の黎明-
　年明けの最初の頃に観て、そのままトップでゴールした作品。アビス深層の異様な世界観描写と、その先が気になる構成はさすがのデキでした。
No.2：劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel]」Ⅲ.spring song
　同じ制作元の円盤卓である鬼滅様のおかげか、すっかり空気になってはしまったが、あの不人気桜√をここまで仕上げたのはさすがのひと言。
No.3：劇場版『SHIROBAKO』
　期待値の割にシナリオが焼き直しっぽかったのは内緒だけど、それでもお仕事シリーズの集大成作品としては、まあ良作だったと思いますわ。
No.4：ゴブリンスレイヤー GOBLIN'S CROWN
　ゴブリンスレイヤーさんと、そのパーティーメンバーの面々、あとコブリンさん方と、くっころ女騎士さん等、出てくる皆さん期待通りの活躍で満足。
No.5：映画『君は彼方』
　Top5と云っても、それが良作だけだとは限らない。目を覆わんばかりの糞アニメで、ましてやそれがオリジナルときたら歓喜せずには居られないw

■1月1日 Fri
　2021年もよろしくお願いいたします。

この頁のトップへ