ｱﾙｺﾄﾅｲｺﾄ

■6月16日 Fri
　恒例となる2023年夏のアニメ新番組展望及び、2023年春アニメの総括。2023年夏アニメは新作が40本で継続ものは0本と微減。そして相変わらず万策後送りの仕切りなおしの作品と、誰得二期目の作品とかが多発していて、初お目見えの新作が乏しくなっている体感ですわ。

☆先ずは2023年春の期待作予想の総括だけど、過日記した3月16日の展望を参照として、結果は4勝0敗1分けと、冬アニメとは真逆の結果になりました。しかしながら視聴本数自体は冬アニメより減っていたとさ。
No.1：スキップとローファー　○
　期待値とおりのクオリティーで良作なんだけど、『いい作品なんだけど、結局セールスには繋がらない』という、いつものP.A.アニメになっている。
No.2：【推しの子】　☆
　その作品もさることながら、YOASOBIのOPもビルボードを制するとか、なんだか世界的なムーブメントになっている化け物作になってはりますな。
No.3：天国大魔境　○
　これも期待値とおり作品とI.G.の作風がマッチしてバズった感じ。と云うか、分かりづらかった原作を分かり易くアニメ化したのが凄いと思うわ。
No.4：君は放課後インソムニア　☆
　新海や細田のような超常的なギミックはないんだが、それこそ純愛エロゲーのシナリオ的な甘酸っぱお話しに癒された。終盤に奇跡が起きそう。
No.5：女神のカフェテラス　□
　設定・制作ともに『五等分の花嫁』と被っていたけど全然違うんだよね。何が悪いのかと考えるに、瀬尾センセーの原作シナリオだと思います。

　 ⇒上記以外だと、何だかんだレベルの高い作品だったゴールデンカムイ第4期と、当初は全く期待していなかった分、印象に残ったデッドマウント・デスプレイと、2クールの後半戦でもダレることのなかったヴィンランド・サガ SEASON2の三作品に、放課後インソムニアを加えた月曜アニメ陣が強力すぎた印象でした。

☆次いで2023年夏スタートアニメの期待作品の展望だけど、好調だった春アニメの揺り返しなのか総じて微妙な感じで、『悪夢の冬アニメの再来』かと思われる状況なんですわ。
No.1：好きな子がめがねを忘れた
　『メガネっ娘がメガネを外して、目を凝らした表情になる』ってだけで、もう戦えるという一本釣りなんだが、何となく『高木さん』っぽいんだよね。
No.2：AIの遺電子
　設定を見るに何となく『地球外少年少女』を彷彿させられるな。秋田書店系なので不安もあるが、制作もマッドハウスなので期待してみました。
No.3：呪術廻戦「懐玉・玉折」
　パッとしない虎杖くんたちの学生陣ではなくて、五条センセーのシナリオなので面白くなると期待する。つーか、櫻井さんメイン処で復帰するのか。
No.4：無職転生 II ～異世界行ったら本気だす～
　二期目モノって原則選びたくないんだが、他に弾が無いんだから仕方がない。公式サイトを見るにロキシー＆エリスが居ないけど大丈夫なのか？
No.5：SYNDUALITY Noir(シンデュアリティノアール)
　ロボが『メガトン級ムサシ』っぽいし、バンダイホビーものだしとネガティヴな要素が多いけど、原作原案が鴨志田一なので俎上に載せてみた。

　 ⇒上記以外だと、土曜の23:30枠でCLOVER WORKSとアニプレのホリミヤ -piece-を筆頭として、ライザちゃんのむっちむちなフトモモだけで戦えるライザのアトリエ～常闇の女王と秘密の隠れ家～と、久し振りに古き良きラノベシナリオが楽しめそうな夢見る男子は現実主義者にも注目。あとは、これぞジェネリック『賭ケグルイ』って感じのライアー・ライアーあたりを挙げて今回は〆ます。