ｱﾙｺﾄﾅｲｺﾄ

■9月16日 Sat
　恒例となる2023年秋のアニメ新番組展望及び、2023年夏アニメの総括。2023年秋アニメは新作が大幅に増えての47本で、継続もの3本と合わせて50本の大台乗り。これでも0話切りもあったのでアニメのインフレも極まれりですな。

☆先ずは2023年夏の期待作予想の総括だけど、過日記した6月16日の展望を参照として、結果は0勝1敗4分けと、盛り上がらなかった夏アニメ陣を体現しているような結果でした。
No.1：好きな子がめがねを忘れた　□
　メガネっ娘ちゃんが毎回メガネを忘れて目を凝らす表情に…と、ワンパターンながらメガネ娘の可愛さと、主人公くんの好青年っ振りで押し切った。
No.2：AIの遺電子　□
　もう少し人間とヒューマノイド（AI）の関わり合い云々に重きを置くのかと思ったけど、ヒューマノイドのバグを修正しているだけというお話でした。
No.3：呪術廻戦「懐玉・玉折／渋谷事変」　□
　期待したほど懐玉・玉折編が盛り上がらなかったし、無駄に中座があってテンポが悪かったという印象でした。渋谷事変は触りだけだったし微妙。
No.4：無職転生 II ～異世界行ったら本気だす～　□
　ロキシー＆エリスで引っ張っていたそれまでのシナリオを放置して、唐突にED治療のための学園編でダレることこの上茄子。蛇足にも程がある。
No.5：SYNDUALITY Noir(シンデュアリティノアール)　×
　何で見切ったのか思い出せないんだけど、メイガス設定が生きていないのとロボがダサかったという印象で、ツイテの子一人じゃ厳しかったかと。

　 ⇒上記以外だと、1話目の主人公くんのサイコパスで「そうはならんだろ」から終盤に掛けて盛り返してきて、遂には最上位になった夢見る男子は現実主義者と、『みかこしのヒロインはまだ行けるヤン』と分からさせられたHelckで、ヘルクは2クールなので先が楽しみ。あとは『見える子ちゃん』の後継たるダークギャザリングの三作品が夏アニメの上位作品だったと思います。

☆次いで2023年秋スタートアニメの期待作品の展望だけど、前述のとおり近頃では希に見る本数の多さに比例して期待作がチラホラとあって楽しみですわ。
No.1：16bitセンセーション ANOTHER LAYER
　古き良きエロゲーの歴史書的な原作なんだけど、エロゲーがギャルゲーに改変されそうなのと、原作が2巻しか出ていないので不安もありんす。
No.2：葬送のフリーレン
　原作的には『進撃の巨人』と並んで秋アニメトップの期待作なんだろうけど、その期待値の大きさたるや失敗フラグにも見えないともないんだよね。
No.3：僕らの雨いろプロトコル
　eスポーツものなのが少し不安なんだが、オリジナル且つこの手の青春ものなので外せない。基本的にはボーイミーツガールになると期待したい。
No.4：シャングリラ・フロンティア
　クソゲーハンターが神ゲーに挑むとか何となくSAOに似ているし、何ならNo.3のプロトコルとも被っているけど王道展開っぽいので面白そうだわ。
No.5：キボウノチカラ～オトナプリキュア'23～
　大人になった元魔法少女だと『見習い魔女をさがして』の悪夢を思い出す。公式を見るに大人は元5とGOGO!なんだが、初代の黒白じゃないのか。

　 ⇒上記以外だと、原作力的には『進撃＆フリーレン』クラスとなるらしい薬屋のひとりごとを筆頭にするけど、原作は知らんのよね。そしてゴブリンスレイヤーⅡとデッドマウント・デスプレイと陰の実力者になりたくて！等の2期目となる作品陣。あとは、貴重なきららアニメの星屑テレパスと、最後に夏アニメからの2クール目に入るHelckとダークギャザリングの2作品を挙げて今回は〆ます。