ｱﾙｺﾄﾅｲｺﾄ

■9月16日 Mon
　恒例となる2024年秋のアニメ新番組展望及び、2024年夏アニメの総括。2024年秋アニメの新作は50本と、再び50本の大台に乗ったのと、継続の1本と合わせるとくっそ多くなって10月の前半が忙しくなるので、早目の間引きが求められる。

☆先ずは2024年夏アニメの期待作予想の総括だけど、過日記した6月16日の展望を参照として、結果は3勝0敗2分けと、見切った作品が多かった割に好成績なんだが、それでも全体的には死屍累々といった感じで厳しめでした。
No.1：【推しの子】　○
　アイの種馬探しの為とはいえ、2.5次元芝居を引っ張りすぎたのと、種馬が鬼籍に入っているとか脱力しきりで、ここで終わっても良いンじゃね？
No.2：真夜中ぱんチ　□
　終盤にかけてペースが掴めてきた感じだけど『どちゃしこ』同様に、UだかVの配信モノは今だ手探りな状態で、どれを取っても面白くならないな。
No.3：ATRI(アトリ) -My Dear Moments-　○
　15年くらい前の泣きゲーで古臭いうえに『プラメモ』をなぞったようなシナリオで、悪くはないがナンか期待外れでした。花田センセー残念でした。
No.4：菜なれ花なれ　□
　唐突なシリアスからの高速解決等々、1クール尺の割に登場キャラとシナリオ・設定を詰め込みすぎなのか、どう見ても不整合ベースでしたとさ。
No.5：負けヒロインが多すぎる！　☆
　今期の覇権。作画は勿論として、主人公・ヒロインズのキャラ描写等、凡そに渡って卒の無いデキにA-1の実力を垣間見た。そんな作品でした。

　 ⇒上記以外だと、さすがの『殺センセー』の人とClover Worksといった感じの逃げ上手の若君と、稲作アニメかと思ったが展開として思いの外に盛り沢山で、最後まで飽きなかった天穂のサクナヒメと、小動物っぽいヒロインちゃんが可愛えぇだけで、推理要素は蛇足の『劣化版氷菓』かと思ったら、ヒロインちゃんが『ガチでやべー奴』の引きで二期目に続くという小市民シリーズの、土曜日22:30からの5作品が強力でした。それ以外だと、二期目になってから期待値以上に面白くなった女神のカフェテラスがギリ俎上にのった作品だったと思います。

☆次いで2024年秋スタートアニメの期待作品の展望だけど、「これは！」っていうような絶対的な作品がない感じなんだよね。それでも続編モノ等を見渡すとトータルとしては充実しているので、見切り作品は少なくなりそうです。
No.1：らんま1/2
　『うる星リメイク』同様におっさんホイホイと云うことで一番手。とは云えキャストは据え置きなのと、らんまって実は殆ど見ていなかったんだよね…
No.2：ダンダダン
　原作は『チェンソーマン』の元作画スタッフがピン立ちデビューの作品で、当作は「師のチェンソーマンを超えた」とも言われているので期待する。
No.3：魔法使いになれなかった女の子の話
　おっさんですら30歳まで童貞ならば魔法使いになれるというのに。今日々貴重なオリジナルアニメだし、総監督が渡部高志なので楽しみですわ。
No.4：株式会社マジルミエ
　ぱっと見『（株）マジカルエミ』かと思った。魔法少女モノでも当作は原作アリで既に13巻も出ていたんだな。QBみたいな詐欺淫獣は居ないのけ？
No.5：来世は他人がいい
　アフタヌーン連載の学園任侠もの？がまさかのアニメ化。薄気味悪い主人公くんが石田彰なので、アニメでどんな感じになるのか興味ありんす。

　 ⇒アニメじゃないけど楽しみなのがウイングマン（実写版）なんだよね。上記以外だと、心待ちな二期目となるカミエラビ GOD.app 完結編を筆頭として、数ある続編の中からはRe:ゼロから始める異世界生活 3rd seaon 【襲撃編】の二作品を挙げる。次いで茶番上等な麻雀モノは外せないってコトで凍牌～裏レート麻雀闘牌録～と、設定はレベル5＆作画はトリガーっぽいオリジナルアニメのメカウデを取り敢えず押さえておく。最後に更新が止まっているが2024年TVアニメ化と謳ったままで「本当にやるのか？」なグリザイア：ファントムトリガー THE ANIMATIONを挙げて今回は〆ます。